研究課題/領域番号 |
18K02297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 女子美術大学短期大学部 |
研究代表者 |
山田 朋子 女子美術大学短期大学部, その他部局等, 教授(移行) (50331418)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 教育困難高校 / 社会的自立力 / 教育課程 / 高校改革 / 学校改革 / 基礎学力の育成 / 教育制度学 / 高校政策 |
研究成果の概要 |
本研究では、多様な困難を抱える生徒の多い公立「教育困難高校」を対象に、社会で自立し生きていく力を育成するためには、どのような教育課程を構築すればよいのか、を検討することを目的とする。研究期間を通じて、都道府県および政令指定都市教育委員会の高校教育施策から、「社会的自立力」の一部として「基礎学力の育成」に関する施策を明らかにした。次に、特徴的な施策を展開している自治体および学校を事例として取り上げ、教育課程を中心とした取組みを検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで先行研究では、「選ばれた者」に対する高校研究、成功例の研究が多くなされていた。そのため、志願者が定員に満たず生徒を選べない学校、志望者の少ない学校が求める教育の機会のあり方としての観点が少ない。そこで、本研究では公立の「教育困難高校」とされる学校層を取り上げ、教育課程のなかでも「教育困難高校」の生徒に必要な「社会的自立力」育成に関わる教育課程に焦点化している。このような視点は、高校進学率98%のなかで、低学力や怠学、高校中退が多い層の高校の生徒に、高校での再チャレンジの場と必要と感じられる学びの教育課程の可能性を提示する点で社会的意義を持つ。
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