研究課題/領域番号 |
18K02298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石井山 竜平 東北大学, 教育学研究科, 准教授 (30304702)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会教育 / 生涯学習 / 人材育成 / 生涯発達 / 地域再生 / 公務労働 / 地域委託 / 生涯学習計画 / 行政改革 / 共生社会 / 社会教育経営論 / コロナ禍 / オンライン研修 / 指定管理者制度 / 生涯学習政策 / 平和学習 / 人口減少 / 社会教育計画 / 地域学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、従来の公的社会教育が取り組み切れておらず、それゆえ、行政の外側で住民主導で取り組まれている人材育成の計画化の実態を分析し、社会教育関係者に発信した。具体的には、人口減少社会における地域人材育成、震災後の行政計画を住民的に修正していく学習、長寿社会を生き続けることの困難を越えようと取り組まれている学習、などである。調査および発信は、宮城県主催の社会教育職員研修づくりと連動させて行った。 研究後半においては、自治体の正規職員として社会教育を担当する職員の今日的な働き方、特に地域住民主導の地区計画づくりへの関与の仕方に注目し、その内実を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の生涯学習計画において位置づけの弱かった内容を学ぶ研修プログラムを、一定の水準で達成できた。その後、事業を通して発信した「本人・若年認知症のつどい『翼』」が文部科学大臣表彰(障害者の生涯学習支援事業)を受賞したり、後継の文科省事業(学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究)が仙台市との協働で取り組まれ始めるなど、波及や、取り組みの継承をめざす動きが現れている。 また、本研究の成果は、「社会教育士」称号の創設(2018)を機に創設された大学科目「社会教育経営論」「生涯学習支援論」のアップデートに貢献しうる内容であると思われることから、今後、そのことに資する発信を目指している。
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