研究課題/領域番号 |
18K02307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
曽余田 浩史 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (60253043)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 学校づくり / スクールリーダー教育 / デザイン / 状況の素材との省察的な対話 / 学校経営組織論 / 教師の仕事の仕方 / 動的相対主義 / 「ずれ」による創造 / 組織学習 / 組織デザイン / デザイン行為 / 状況との省察的な対話 / 学校 / 学習する組織 |
研究成果の概要 |
本研究は、理論的考察と事例分析によって、学校づくりとスクールリーダー教育の核となる「状況の素材との省察的な対話」(開発的なデザインアプローチ)の特徴と課題を、「合理的な問題解決」としてのデザイン観と対比しながら明らかにした。「状況の素材との省察的な対話」において、デザイナーや組織成員が頭(心)の中に抱く「枠組み」の省察よりも、生成変化する学校づくりの動きの中に未来に向けての可能性を見出す洞察力を高めることを重視すべきであるという知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、学校現場などにおいて影響力のある学校マネジメントの実践や学校組織マネジメント研修が「合理的な問題解決」としてのデザイン観にもとづいており、そのデザイン観が学校の「断片化」に陥りやすい特徴を持っていることを明らかにした。そのうえで、その代わりとなりうるデザイン観を提示し、学校づくりや教職大学院等におけるスクールリーダー教育の新たな可能性の基盤を提示することができた点で学術的・社会的意義を有する。
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