研究課題/領域番号 |
18K02330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
増田 美奈 富山大学, 学術研究部教育学系, 講師 (80736885)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 教師の道徳的判断 / 協働的な授業 / 探究的な授業 / 教師の専門性 / 教師研究 / 授業研究 / 教師の判断 / 校内研修会 / 同僚性 / 探究的な学び / 教師教育 / 道徳的判断 / 教授スタイル / 対話的な学び / 教職の専門性 / 協同的な学び / 教師 / 探求的授業 / 教職専門性 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は,第一に,協働的で探究的な授業における教師の道徳的判断の特徴を明らかにするための理論枠組みを提出したことである。授業における教師の価値判断に内包される,教室外からの影響を解釈する際の視点を新たに見出した。第二に,各学校での探究的な授業に向けた同僚教師たちとの学び合いによって,授業中の子どもの探究を支える教師の自律的な判断が促されていたことを実態調査によって示したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教科内容の知識や指導技術等と異なり,授業における教師の判断は,具体的な内容が捉えにくい傾向にある。そのため,授業中の教師の判断をいかに成熟させていくかということについても,教師たちによって経験的に把握され,同僚の先輩教師から徒弟的に学ばれてきた。本研究では,授業中の教師の判断を価値に関わる道徳的判断と捉えて実証的に特徴を明らかにするための理論枠組みを提示したことにより,教師の専門性とその育成を巡る議論に新たな視点を提供することができた。
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