研究課題/領域番号 |
18K02335
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
清水 栄子 追手門学院大学, 基盤教育機構, 准教授 (10760275)
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研究分担者 |
中井 俊樹 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 教授 (30303598)
山崎 その 京都外国語大学, コミュニティ・エンゲージメントセンター, 副センター長 (70449502)
岸岡 奈津子 立命館大学, 学生部・OIC学生オフィス, 職員 (30757927)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 学習支援 / 省察 / 能力開発 / 学習支援者 / ハンドブック / ポートフォリオ / 実践知 / 面談 / ワークショップ / 枠組み / 履修指導 / 学習相談 / モデル化 |
研究成果の概要 |
大学教育の質保証が求められる中で、多様化する学生に対する学習支援の重要性は増し、複雑な対応を必要とされる学習支援を担う教職員(以下「学習支援者」という。)に対する専門家としての能力向上が求められている。本研究は、学習支援者による省察を通して、共通する考え方や行動基準をモデル化することで、学習支援者の能力開発を目指すものである。ワークショップ等を通じて学習支援者のためのポートフォリオの記載項目について提案した。また、学習支援の場面や状況をQ&A形式でまとめたハンドブック『大学の学習支援Q&A』を作成した(2022年6月末刊行予定)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習支援の実践において面談などの個別的な学生対応を行う場面は少なくない。そのため、学習支援者は各々の経験をもとにした学生対応を行っている。経験から得られた知識や方法について共有する機会、学習支援に特化した能力開発の機会は多くはない。本研究の社会的意義として、以下の3点が挙げられる。学習支援者による実践の省察を通じて、(1)学習支援の実践のモデル化をはかり、共有するためのハンドブックを作成したこと、(2)学習支援者に特化したポートフォリオの記載項目を提案したこと、これらの過程において(3)ワークショップ等の学習支援者を対象とした能力開発を試行したことである。
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