研究課題/領域番号 |
18K02344
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
研究機関 | 実践女子大学 |
研究代表者 |
渡辺 敏 実践女子大学, 生活科学部, 准教授 (90739559)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 幾何学玩具遊び / 導く遊び / 幼児保育 / 図形教育 / 幼児教育 / 対称 / 幼小連携 / 空間認知 |
研究実績の概要 |
幼児の空間認知を促す保育・教育環境の研究の一つとして2020年に実施した「5歳児の立体構成の実態を活かし、導く遊びを取り入れた保育活動に関する研究」での幼児が構成した立体の構成物の変化を、Clementsの平面幾何の発達段階を引用して考察した。その結果、ドキュメンテーションを幼児に見せ、話し合いを遊びの初めにおこなうことでより難しい立体の構成にチャレンジする幼児が増えたことが分かった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナの影響があり、幼児教育の現場での実際の観察、指導が難しく研究に遅れが出た。現在は、幼児保育現場での受け入れも容易になっていることから計画通り研究を進める予定である。
|
今後の研究の推進方策 |
保育所で実施した「導く遊び」は3回の授業を連続して行った実践である。この成果を生かして、3回の授業を春、夏、秋の3つの季節で継続して行った場合、幼児の幾何学玩具での遊び方にどのような変化が生まれるのかを検証する。また、幼稚園の先生と協力し、どのような保育環境が幼児の幾何学遊びの環境として適しているのか実際の指導を通して検証する。これらの研究の成果は冊子にまとめ、市内の幼児保育現場に配布し、研究の成果を広く周知する予定である。
|