研究課題/領域番号 |
18K02346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
上野 正道 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (50421277)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 民主主義教育 / シティズンシップ教育 / ジョン・デューイ / ガート・ビースタ / 東アジアの学びと学校改革 / プラグマティズム / 進歩主義教育 / コミュニティ / 民主主義と教育 / デューイ / 市民学習 / 学び / 東アジア / 学校改革 / 民主的シティズンシップ / 自由 / アート / 民主主義 / 公共性 / シティズンシップ / 学校教育 / 教育の公共性 |
研究成果の概要 |
本研究では、プラグマティズムのシティズンシップ教育と民主主義のテーマについて学校と学びの公共性形成の角度から明らかにした。そして、民主的な市民の形成を「生き方」の学びの視点から探究したデューイのプラグマティズムと進歩主義の教育思想が、ヨーロッパや東アジアの思想と実践の中で発展的に受容され展開してきたことを比較し考察した。なかでも、オランダ出身の教育哲学者であるビースタの民主主義教育の議論や、東アジアにおける民主的な学校と学びの思想を取り上げて論じた。それによって、今日、国際規模で脚光を浴びる主権者教育、政治教育、シティズンシップ教育の哲学的・実践的課題について新たな知見を提供することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は、以下の三点にある。(1)シティズンシップ教育と民主主義の理論的・概念的なフレームワークを構築し、教育と公共性のテーマに関する先端的かつ高度な学術研究へと卓越させた点、(2)デューイとプラグマティズムの思想と実践を現代を代表する教育哲学者であるビースタの議論や東アジアの学校と学びの理論に接続して考察した点、(3)市民学習と民主主義の課題を今日の主権者教育や政治教育の趨勢の中に位置付けて、その哲学的・実践的意義を解明した点である。
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