研究課題/領域番号 |
18K02347
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
井藤 元 東京理科大学, 教育支援機構, 教授 (20616263)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | シュタイナー教育 / 教員養成 / 脳波測定 / オルタナティブ教育 / 黒板絵 / 芸術教育 / 道徳教育 / フォルメン / ぬらし絵 / オイリュトミー / 師弟関係 |
研究成果の概要 |
本研究では、シュタイナーの教師教育論を読み解くとともに、シュタイナー教育の教員養成プログラムの内実を解き明かした。具体的には、シュタイナー学校の教員およびシュタイナー教育の教員養成に携わっている教師たちにインタビューを行い、彼らがシュタイナー学校の教員志望者に、何を、どのような手段で伝えようとしているのか、その理念と方法を解明した。 調査にあたってはシュタイナー学校の教員になりたての方からキャリア30年近くの方まで20名以上の教員に聞き取り調査を行った。本研究はコロナ禍で遂行されることとなったが、オンラインツールを有効に活用し、全国のシュタイナー学校の教員にインタビューを行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シュタイナー教育の教員養成プログラムの内実を明らかにすることは、単にシュタイナー教育という特殊事例における教員養成の問題を扱うに留まるものではない。それは主体的・対話的で深い学びを主軸とした教育を担う教員はいかにして養成が可能なのかという問題へと直結するものである。本研究ではシュタイナー教育をひとつの事例として、今後の我が国における教員養成の在り方そのものを問うてゆくことを目指したが、その成果は拙著『シュタイナー学校の道徳教育』(イザラ書房、2021年)のうちに結実した。また、本研究の成果は拙著『教育芸術を担うシュタイナー学校の教師たち』(近刊)において発表する予定である。
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