研究課題/領域番号 |
18K02363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
武井 敦史 静岡大学, 教育学部, 教授 (30322209)
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研究分担者 |
島田 桂吾 静岡大学, 教育学部, 准教授 (20646674)
中村 美智太郎 静岡大学, 教育学部, 准教授 (20725189)
伊藤 文彦 静岡大学, 教育学部, 教授 (60184686)
鈴江 毅 静岡大学, 教育学部, 教授 (70398030)
梅澤 収 静岡大学, 教育学部, 特任教授 (90223601)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 場 / 地域 / 地場 / コミュニティ / 人口減少 / 中山間地域 / 学校 / 地域コミュニティ / 地方創生 / コミュニティ・スクール / 学校再編 / 学校統廃合 / 地域教育改革 / 開発的研究 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は以下の4点に集約される。 第一に「地場教育」という概念を提案したことである。「地場教育」は、「地域に潜在する可能性を引き出し、これを人々が集う「場」の力に変え、その力を活かして展開する教育」と定義される。第二に同概念のもとに9つの事例において、教育の実践や支援を展開することができたことである。第三に成果の一部を著作によって公表し、実践的にもさらなる普及化を図ったことである。第四に本研究から得られた知見をもとに、本研究で得られたモチーフについて、学校教育カリキュラムの中での援用方法を開発し、その後の科学研究費補助金による助成研究として採択され発展したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義・社会的意義はそれぞれ次の二点にまとめられる。 学術的意義に第一に本研究でされた「地場教育」という概念のもと地域という空間的資源と教育との関係を再定義できたことである。第二に学校教育カリキュラムの中での援用方法を開発し、その後の研究的可能性を拡大したしたことである。 本研究実践的意義は次の二点にまとめられる。第一に追求してきたテーマが、すでに多くの自治体・学校において教育実践の改善に役立てられていることである。第二に本研究を一般読者向けの著作として公表したことで、その成果を学校内外の様々な場面・方法により活用する道を拓いたことである。
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