研究課題/領域番号 |
18K02390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
上間 陽子 琉球大学, 教育学研究科, 教授 (90381194)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 若年出産 / 母子家庭 / 社会関係資本 / 沖縄 / 貧困問題 / 再生産 / 再生産過程 / 家族形成 / 学校体験 / ピアグループ / 女性 / 貧困 / 学校からの排除 |
研究成果の概要 |
沖縄県では、若年出生率が2.4%から2.6%で推移するなど全国と比べると2倍以上の数値となっている。本調査は、沖縄県において10代で出産した女性たちがどのような理由で出産まで至り、その後どのように生殖家族を作り出していくのかなど、彼女たちの家族の再生産過程を聴き取ることを企図して行われた。調査を通じてわかったのは、育児の状況や生殖家族の安定につながるのは、子どもの父親との関係よりも、実母(原母)との関係とピアグループとの関係によって決まる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調査を通じてわかったのは、育児の状況や生殖家族の安定には、子どもの父親との関係よりも、実母(原母)との関係とピアグループとの関係に規定されているということである。これらを4つの象限に分類すると原母+ピアグループ+の女性たちは出産、育児といったことがらがみられ、原母+ピアグループ-においては出産や育児の支援ならびにキャリア形成についても実家の応援がもらえるなどがあった。反対に、原母-、ピアグループ+においては、暴力の問題が突出して高く、原母-、ピアグループ-においては暴力の問題ならびに異性とのトラブルが持続的にみられるなどの出産、育児だけではなく生活全体が絶えず困難がみられることである。
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