研究課題/領域番号 |
18K02425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
山下 絢 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (80614205)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 学校選択制 / チャータースクール / 子どもの貧困 / TALIS / 少人数学級 / ソーシャルキャピタル / クリームスキミング / 学校間格差 / 市場原理 |
研究成果の概要 |
(1)米国ニューヨーク市のチャータースクールをめぐる実態と課題を検討した。(2)学校教育を通じて形成された人的資本がどのように個人の賃金へ転換されているのかについて検討した。(3)いじめ問題に対する自治体での対策の実態と課題について検討した。(4)小中学校の学校間格差を検討した。(5)教育長のリーダーシップにおける多元的構造を実証的に明らかににした。(6)日本における学校選択制の実態と課題について実証的に総括した。(7)教育の市場化とは対比的に位置づけられる一方で、子どもの貧困対策としても有効であると考えられている少人数学級について検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1に、近年、EBPM(証拠に基づく政策立案)が求められているなかで、現代的な教育課題、教育政策についての、実証研究の蓄積に貢献した。第2に、実証においては大規模サンプルに基づくデータ分析を実施した。第3は、研究蓄積が不足していた近年の米国におけるチャータースクールの実態と課題を検討し、貧困家庭への財政的援助という対応のみではなく、新しいタイプの公立学校を通じた貧困の連鎖の解消の意義と課題を検討した。
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