研究課題/領域番号 |
18K02432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小林 俊介 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (50292404)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非認知的能力 / 造形・製作活動 / チャート / 発話 / 見取り / 子ども / 乳幼児 / 保育 / 大学と園の連携 / 芸術・美術専門家 / 遊び・表現 / 非認知的スキル / 「おもしゃい」 / 創造性 / 社会的・行動的スキル / 製作活動 |
研究成果の概要 |
本研究では、造形・製作活動を通じた非認知的能力の活性化について、独自に開発したチャートによる観点別分析やクラス全体の活動を表で視覚的に表し、保育者間の異なる分析視点を共同て検討していくことで、非認知的能力を保育の中でどのように捉え育成を検討していけるのか、その具体的モデルを示したことが意義ある成果といえる。また、本研究でとりまとめた実践報告記録は、造形・製作活動の中に素朴な形で生起する乳幼児の遊びや表現の姿について記述を積み重ねており、幼稚園や保育園と大学・芸術(美術)専門家との共同実践研究を活性化させる上での参考に供し得るものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの製作活動の質や創造性と,それによって促される発話や非認知的能力の発達との相関ついて、非認知的能力を見取る5観点(安心,主体性,共同性,興味、創造性)を整理し、チャートによってその結果を可視化して保育者・研究者でそれを共同で検討する具体的なモデルを提示した。その結果,質の高い製作活動を促すことが子どもの発話や非認知的能力の発達にとって有効であることを明らかにした。
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