研究課題/領域番号 |
18K02442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
田中 淳一 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00212035)
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研究分担者 |
高橋 眞琴 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (30706966)
牛込 彰彦 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (80528331)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 重複障害 / 学習支援 / 感覚 / 環境設定 / 英国 / 体液量維持 / ノルアドレナリン作動性ニューロン / GABA作動性ニューロン / 自律神経活動 / 学習環境の設定 / セロトニン作動性神経 / 睡眠 / 感覚を生かした活動 / 神経回路 / 脳機能活動 / 恒常性 / 余暇活動 / 生涯学習支援 / 日英比較 |
研究成果の概要 |
障害者の生涯学習支援が地域で求められている。特に,重複障害のある子どもたちは,中枢神経に起因する日常生活上の介助の必要性より,地域住民やボランティアを介した学習支援が促進しにくい状況がある。本研究では、身体の水分量の調節に関与する感受機構から水分維持のための行動を引き起こすまでの経路の一部を解明することで、重複障害がある人が生活していくための支援の基礎的知見を得たことや,英国ではローマ時代をモチーフとした活動ややシェイクスピア劇文学など,発達年齢のみならず,歴史などの学術的な視点も盛り込まれた感覚を生かした活動が行われていることを示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重複障害がある人が生活していくための支援の基礎的知見を得たことや,英国の檄文学を背景とする学術的な視点も盛り込まれた感覚を生かした活動についての情報を得たことであり、日本国内での重複障害のある人の学習支援上の環境設定や内容の幅が広がると予測される。併せて、本研究では各地方で先進的な実践的な研究を行っている方々とも協働することで、今後の実践者育成についても協議することができた。併せて、研究の俎上で、施設や事業所における環境設定について共に検討し、新たな環境設定を構築した施設や事業所も存在したことが、本研究の意義といえる。
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