研究課題/領域番号 |
18K02446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
中澤 謙 会津大学, コンピュータ理工学部, 上級准教授 (30254105)
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研究分担者 |
渡部 琢也 会津大学短期大学部, 幼児教育学科, 講師 (30410913)
西原 康行 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (50339959)
久田 泰広 会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (70254084)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 保育者 / 観察 / モバイル式アイトラッカー / アクションリサーチ / 対話リフレクション / 保育の質 / 視線計測器 / 園内研修 / 視線情報の共有化 / リフレクション / 観察力 / 興味関心領域 / 省察 / 熟達化 / 暗黙知 / 視線計測 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は暗黙知である保育者の観察力を明示化し、保育者が日常的に取り組むことが可能な観察力改善方法を開発することである。モバイル式のアイトラッカー(M-ET)を用い、保育者がリアルタイムで実際にどこを見ているのかを明らかにした上で対話リフレクションを実施した。M-ETと対話リフレクションとを組み合わせることで保育現場への導入が容易となった。保育者が見ている場面と保育者が子どもに対して取った援助・手立てとを一致させることにより、保育の背景にある自己の保育観や経験知と結びついた具体的な助言が促進された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多忙と時間確保を背景とした保育の資質向上に向けて解決すべき課題として、研修方法の簡易化と観察に基づく指導力量の明示化がある。視線計測技術を用いた観察力の可視化・共有化の方法を開発することにより園内研修の効率化が期待されるとともに、観察力の発達過程を検証する方法の開発に寄与することが期待できる。
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