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幼稚園における預かり保育が家庭での子育てや子どもの発達に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 18K02453
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関目白大学

研究代表者

荒牧 美佐子  目白大学, 人間学部, 准教授 (80509703)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード子育て支援 / 預かり保育 / 育児感情 / 幼稚園の預かり保育 / 家庭の子育て / 社会情動的スキル
研究成果の概要

幼稚園での預かり保育の利用が子どもの発達に影響しうるのかについて、保護者を対象とした縦断的な質問紙調査を行った。子どもの性別や年齢、社会経済的状況、親の養育態度による影響をコントロールした上で検証した結果、プラス・マイナスの両面において、預かり保育の利用の有無による影響は見られなかった。しかし、預かり保育の内容が、設定活動中心であることが、「好奇心」の育ちに対して、弱いマイナスの影響を及ぼしていた。また、園選びの際、預かり保育や延長保育の充実を重視する保護者ほど、育児への肯定感とともに、園の保育内容に対する期待が低く、子育てにおいて余裕を持てない状況に置かれている可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究における学術的意義は、以下、2点挙げられる。第一に、幼稚園における預かり保育が子どもの発達に与える影響について、縦断データをもとに分析することで因果関係について検証できたこと、そして、単に預かり保育を利用しているかどうかだけでなく、預かり保育の活動内容の違いについて検証できた点である。第二に、預かり保育を園選びの際の条件として重視しているかどうかによって、保護者の特徴に違いが確認できた点が挙げられる。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 幼稚園における預かり保育の効果検証 : 子どもへの養育態度を指標に2020

    • 著者名/発表者名
      荒牧美佐子
    • 雑誌名

      目白大学総合科学研究

      巻: 16 ページ: 47-57

    • NAID

      120006859833

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 預かり保育の利用が子どもの発達に与える影響2023

    • 著者名/発表者名
      荒牧美佐子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第34回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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