研究課題/領域番号 |
18K02459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
高橋 衣 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90389734)
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研究分担者 |
永吉 美智枝 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30730113)
三浦 靖彦 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40181854)
平野 大志 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (90424663)
瀧田 浩平 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (90749392)
遠藤 里子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20788385)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 小児看護 / 子どもの権利擁護 / 小児医療 / 子どもの権利 / 教育プログラム |
研究成果の概要 |
本研究は、総合病院で子どもに携わる看護師のための子どもの権利擁護実践能力を高める教育プログラムを開発し、臨床での実践と検証を行い教育モデルとして一般化を図ることを目的としたものである。第1段階:教育プログラムの再構築、第2段階:教育 プログラムの実践と検証、第3段階:教育プログラムの一般化と普及を実施した。結果、「子どもに携わる看護師のための子どもの権利擁護実践能力を高める教育プログラム(初級編)」を開発し、研修の企画者用と受講者用パンフレットを作成した。小児病棟を持つ 400 床以上の全国 552 の医療施 設に普及に努めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「子どもに携わる看護師のための子どもの権利擁護実践能力を高める教育プログラム(初級編)」の開発と全国への普及は、総合病院における子どもの権利擁護に特化した教育研修を容易に計画できる。また、プログラムを受講した看護師の存在によって、医療を受ける子ども達の権利が擁護され質の高い看護を受けることができる。また、看護師の子どもの権利を擁護する姿勢は、共に働く他職種のメンバーにも効果的な影響をもたらし、子もの権利擁護の実践が拡大していくこととなる。さらに保護者にとって、子どもへの関わり方のモデルとなり、社会で起きている子どもの権利侵害の問題に対しても効果的影響をもたらすと考える。
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