研究課題/領域番号 |
18K02463
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
|
研究機関 | 田園調布学園大学 |
研究代表者 |
犬塚 典子 田園調布学園大学, 子ども未来学部, 教授 (70400471)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 就学前教育 / 国際比較 / 教育の無償化 / 保育政策 / カナダ研究 / 幼児教育 / カナダ / 教育政策 / 日本・カナダ比較 / 政策評価 / ECEC専門職養成 / 子育て支援 / 日仏比較 / 就学前教育改革 / 全日制幼稚園政策 / 幼保無償化 / 保育専門職の連携 |
研究成果の概要 |
本研究は、福祉政策の拠点としての小学校の在り方を探るために、無償制就学前教育の拡大を進めるカナダ・オンタリオ州の事例を分析した。オンタリオ州の全日制キンダーガーテン政策の特徴は、0~8歳の子どもを対象とするカリキュラムの策定、教育省による行政一元化、初等学校教員と保育専門職によるチーム制の導入の3つに整理される。本研究では特にチーム制導入後の10年間に焦点をあてて政策実施状況を調査した。調査研究の結果、2つの専門職の役割と分担、児童のアセスメントにおける協働、新たな継続専門学習制度、他の州への波及効果などについての知見を提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、海外における就学前教育政策の変化に関する学術的な知見を提供するとともに、教育政策や教育制度の改革に関心をもつ研究者や政策立案者にむけた基礎的・実証的情報源となる。また、就学前教育における専門職の協働、養成制度、継続専門学習の整備に寄与する社会的意義を持つ。さらに、国際比較を通じて日本の就学前教育の動向を海外に発信し国際的な学術交流を促進する役割も果たす。
|