研究課題/領域番号 |
18K02468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
上田 憲嗣 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (10325300)
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研究分担者 |
大友 智 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90243740)
安部 孝文 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (30794953)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 動作コオーディネーション能力 / 体力・運動能力 / 動作コオーディネーション / 質的運動能力 / 安静時機能結合性 / バランス能力 / 動きの質的評価法 / 経時的調査 |
研究成果の概要 |
本研究は、子どもの動きの質的評価法の確立にむけた経時的調査として、近年問題視されている子どもの体力・運動能力のなかでも、特に動きの質的な能力に着目し、その能力をどのように評価するのかを明らかにするとともに、質的な運動能力の評価法に関する新しい知見を導き出すことを目的とした。本研究の成果としては、地域タレント発掘・育成事業に参加するジュニアアスリートを対象として、質的な運動能力として、動作コオーディネーションに着目し、その他の体力指標との関係性より、評価する方法を検討した。その結果、体力の量的に評価できる体力指標と、質的な運動能力の評価との関係性から評価する方法の基礎的データを得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の意義は、まず、子どもの体力低下の現状を改善するのための運動の質的能力の評価法の確立に寄与する可能性が挙げられる。発育発達期にある児童期の運動機能の成長において、筋力を中心としたエネルギー系体力よりも、児童期後期に適時期を迎えるとされる神経系の体力の育成が重要となる。こうした神経系の体力は運動の質的能力として認識されているが、その評価法は未だゴールドスタンダードはない状況にある。そこで、本研究成果は、児童期の発育発達状況を評価する方法論の確立に寄与することができる。また、本成果は、将来の高いパフォーマンスをもったジュニアアスリートの発達リザーブを評価することができる可能性もある。
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