研究課題/領域番号 |
18K02476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
石川 由美子 宇都宮大学, 共同教育学部, 教授 (80282367)
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研究分担者 |
石川 隆 宮城学院女子大学, 教育学部, 教授 (50320601)
齋藤 有 聖徳大学, 児童学部, 講師 (60732352)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 絵本の読み合い遊び / fNIRS / 前頭前野 / ミラーニューロン / 発達調査 / 読み合い遊び / 近赤外線分光法 / 絵本 / 関係発達 / 発達 / 発達検査(KIDS) / nirs計測 / 前頭葉下部 / fNIRS / 前頭前野の活動 / 発達変化 / 脳活動 / 発達順序性 |
研究成果の概要 |
本研究では、絵本の文脈を利用した読み合い遊びでは、幼児の育ちの領域に広く影響する可能性があることから,子どもの育ちを横断的、経年的に検証する。先行研究で述べられていた言語発達は、関係発達から生じると仮定し、発達調査の実施と機能的近赤外線分光法(fNIRS)計測について検討した。 刺激課題に対する成人の左右前頭前野の活動を基準に読み合い遊び経験ありとなしの群では明らかに違いが認められた。また、発達調査においても育ちの領域への影響に違いが認められる結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
読み合い遊びの経験がある幼児は、共感性の発達が示唆されること、また概念発達に影響する傾向が認められることから、関係発達が育ちに影響することが支持された結果となったことは、学術的にも社会的にも意義があると考えられる。絵本の読み合い遊びの場合、関係の育ちを通して幼児の発達領域を広範に支援するため障害のある幼児から定型発達の幼児まで支援することができる。インクルーシブ教育といった観点からも研究を進めることには意義があると思われた。
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