研究課題/領域番号 |
18K02492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 江戸川大学 |
研究代表者 |
福田 一彦 江戸川大学, 社会学部, 教授 (20192726)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 睡眠覚醒リズム / 夜型化 / 住宅照明 / 不登校傾向 / 大学生 / 睡眠 / オンライン授業 / Covid-19 / 中学生 / 睡眠負債 / 社会的時差ボケ / 発達 / 思春期 / 睡眠習慣 / 生活習慣 / 幼児 / 不登校 / 昼寝 / 照明 |
研究成果の概要 |
不登校傾向と睡眠のリズムの後退(夜更かし朝寝坊)傾向は密接に関連しています。また、夜型化を招く要因として注目されているのが、欧米と比べて明るすぎる夜の住宅照明です。2018年9月の北海道胆振東部地震により全道停電が起きましたが、照明が使えなかったその夜、中学生は1時間半も早く眠りました。また、2021年に全国の大学生1000名を対象に調査を行った結果、オレンジ色で暗い照明の場合、白くて明るい照明の場合よりも大学生は就寝時刻が早い傾向が認められました。このことから、室内照明の工夫によって夜更かし傾向を予防できる可能性が示されました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主に実験室では、目から入る光(特にブルーライト)が睡眠の位相を後退させることが示されて来ましたが、実際の社会環境で、住宅照明が子どもたちの睡眠にどのような影響を与えているかは実例で紹介される事は多くは有りませんでした。今回、たまたま北海道で起こったブラックアウトでの中学生の就寝時刻の大幅な前進や比較的多くの大学生を対象にした照明と睡眠習慣との関係を明らかに出来たことにより、日本人の夜型傾向や睡眠時間の短縮を解消するための一つの方法を示すことが出来た事は社会的に有意義だと考えられます。
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