研究課題/領域番号 |
18K02494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
西坂 小百合 共立女子大学, 家政学部, 教授 (50442116)
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研究分担者 |
村上 康子 共立女子大学, 家政学部, 教授 (20458863)
綾野 鈴子 駒沢女子短期大学, その他部局等, 准教授 (50732640)
権藤 桂子 共立女子大学, 家政学部, 教授 (90299967)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 幼保小移行期 / 親の適応 / 親の発達 / コンピテンス / 親の意識変化 / 就学への期待と不安 |
研究成果の概要 |
本研究の主な成果は以下の3点である。①小学校入学前に親が抱く不安は、「子どもの様子がわからなくなる」ことであるが、その不安は第1子の親で顕著に高い。②時間の使い方に対する期待は保育所よりも幼稚園の親のほうが高く、自分自身の就労生活等を維持しながらの移行期であるために、学校の状況が捉えにくい可能性がある。③就学後の子どもの様子や親の関わり方について多くの情報を提供する、他の親と共有する機会を提供するなどが、親の不安を減らし、親自身の変容を促す可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学校入学を迎える子どもの適応的な移行は重要な検討課題であり、その適応的な移行にとって重要な背景要因である親の役割について焦点を当て、親自身が適応的に小学生の親に移行すること、そのための親の意識変容について検討を進めた。本研究においては、親自身が抱く不安に「子どもの様子がわからなくなること」があり、入学前また入学後においても、子どもの育ちや学校生活の見通し、親の過ごし方についての情報提供や親同士の情報共有が有効である可能性を見出したという点で社会的意義があるといえる。
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