研究課題/領域番号 |
18K02507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東海学園大学 |
研究代表者 |
中出 美代 東海学園大学, 健康栄養学部, 教授 (80352855)
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研究分担者 |
竹内 日登美 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (10770620)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 子ども学 / 時間生物学 / 生活リズム / 育児ストレス / 朝食習慣 / 睡眠学 |
研究成果の概要 |
保護者の生活の夜型化は、保護者自身の睡眠衛生を低下させることで、育児ストレスを助長する可能性が示唆されただけでなく、育児ストレスの軽減には親子ともに夜型化を是正する必要性が確認できた。また、母親の朝食パターンと、親子の睡眠習慣や生活リズムとの関連がみられ、保護者の生活の夜型化が、単品摂取の増加や時刻の不規則など朝食習慣の問題と関連することが示された。一方、良好な朝食習慣の家庭ではそうでない家庭より育児上の困りごとが少なかったことから、朝食の規則性と内容の充実によって、親子の夜型化を是正し、育児における困りごとを減少させる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、親子の生活リズム・生活習慣の乱れや、単品摂取などの摂取内容も含めた好ましくない朝食習慣が、育児ストレスや育児の困りごとを助長している可能性が示唆され、朝食改善が育児ストレス軽減に有効であることを示す結果が得られた。これらの結果は、親子の生活リズム是正のみならず、子どもと保護者の心身の健康と良好な親子関係を守る上でも重要な知見である。
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