研究課題/領域番号 |
18K02514
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 九州保健福祉大学 |
研究代表者 |
倉内 紀子 九州保健福祉大学, 臨床心理学部, 教授 (60320488)
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研究分担者 |
松山 光生 九州保健福祉大学, 臨床心理学部, 准教授 (90389586)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | アセスメント / 保護者支援 / 発達障害リスク児 / 発達支援システム / 発達障害 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、研究代表者らが開発した行動アセスメント「N式得手不得手チェックシート」の結果を保護者にフィードバックするためのツールとして、iPad版「N式得手不得手チェックシート」保護者用を開発することである。 ①年中・年長児の保護者・保育者にNSDCSを実施した。②希望者に対して紙面によるフィードバックを実施し、図・用語のわかりやすさについて調査した。4名の保護者に保育者面接によるフィードバックを実施した。③②の結果に基づき、保護者用フィードバックシート(図、用語の説明を含む)、重ね書き機能(複数回の比較が可能)を盛り込んだ、iPad版「N式得手不得手チェックシート」保護者用を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、「N式得手不得手チェックシート」の結果を保護者にフィードバックするためのフィードバックシートを考案し、保護者支援に資するツールとしてiPad版「N式得手不得手チェックシート」保護者用を開発することである。 本研究の独創的な点は、このツールが研究代表者らが開発した「N式アセスメント・支援統合ツール」の一環として位置づけられている点にある。本研究によって、保護者支援ツールを包含したアセスメントと支援が連動したシステムの開発が実現し、学術的「問い」すなわち「社会資源が少ない中都市で実現可能な、発達障害リスク児の早期発見・早期支援システムとは?」の解決方法の一つが示されたことになる。
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