研究課題/領域番号 |
18K02517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
佐野 比呂己 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60455699)
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研究分担者 |
菅原 利晃 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20826250)
花坂 歩 大分大学, 教育学部, 准教授 (20732358)
本橋 幸康 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (80386549)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 柳田国男 / 多文化共生社会 / 国語科教材 / 高大連携 / 随筆 / 記録 / 昭和30年代 / 『海南小記』 / 増淵恒吉 |
研究成果の概要 |
従前十分に研究されてこなかった柳田国男監修高等学校国語科教科書を対象とした。本研究の意義としては、該当教科書の単元、その単元に配置された教材を中心に研究を進めてきたことにある。具体的には、単元、所収教材そのものを分析、考察を進めた。それをもとに 研究協力者である高等学校教員との連携により高等学校国語教室での実践を行った。教科書及び教材としての有用性、 限界を明らかにした。実践に対する意見交換を通して、時間を経ても現代の高等学校国語教室においても通用するものであるという結論に至った。これらの成果は学術雑誌に投稿、掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従前十分に研究されてこなかった柳田国男監修高等学校国語科教科書を対象と該当教科書の単元、その単元に配置された教材を中心に研究を進めてきた。具体的には、単元、所収教材そのものを分析、考察を進、それをもとに高等学校教員との連携により高等学校国語教室での実践を行い検証した。教科書及び教材としての有用性、限界を明らかにした。時代に合わせた単元を構想する際、教材として活用できることを確認した。また、柳田国男の著作からアイヌ文化に関わる記述に着目し、多文化共生社会の構築の視座から、多文化共生社会に資する単元の構想について提案することができた。
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