研究課題/領域番号 |
18K02526
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
渡邉 美香 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (30549100)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 映像メディア表現 / 空間ー時間 / ICT / 動き / 感情―経験 / 指導法 / 図画工作・美術科 / 美術教育 / 時間・空間 / デジタルメディア教材 / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究では、映像メディア表現に対する経験の浅い教師にも実践可能な題材とその指導方法開発を行った。創造性を育む美術教育の目的を念頭に、映像メディア表現の扱いに関する理論として、造形要素としての「動き」(空間、時間、速度)と感情の結びつき、技術革新によりもたらされる身体感覚の拡張と子ども一人一人の表現活動支援を促す環境、空間-時間に対する感覚を拓くメディアの機能を考察し、中学校美術科、小学校中高学年図画工作科の題材(学習目標・評価、指導計画、モラル・リテラシーも含む)開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日GIGAスクール構想が進み、ICTを活用した教材研究が活発に行われている。本研究の成果は、教師が美術科・図画工作科の授業でICTを活用した教育内容について取り組む際に指導構想を深める一助となると考える。また、子どものイメージの源泉となる造形体験を豊かにするための映像メディアの素材の取扱いを提示することで、表現教育における感情、感覚と身体性、子どもを取り巻く環境を意識した美術教育の方法を示した。
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