研究課題/領域番号 |
18K02530
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
加藤 寿朗 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (30274301)
|
研究分担者 |
新見 直子 広島文教大学, 教育学部, 准教授 (40584280)
梅津 正美 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (60284329)
前田 健一 岡山商科大学, 経済学部, 教授 (90101451)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 批判的思考力 / 社会科 / 授業モデル / 発達 / 社会科授業 / 社会科教育 / 児童・生徒 / 授業デザイン / 社会科授業モデル / 開発研究 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,子どもの批判的思考力の発達に関する実験的授業を通して発達を促進する社会科授業モデルを開発することである。実験的授業の目的の一つは中学生の社会的思考力・判断力の発達の質的転換期である2年生後半から3年生の時期に批判的思考力を育成するためには,帰納的推論能力,演繹的推論能力,社会的判断力のどの能力に焦点化しながら授業を構成することが効果的かを歴史的分野の実験的授業を通じて明らかにすることである。また授業から得られたデータの分析・評価に基づいて授業仮説を得て,それをふまえた歴史単元を開発することである。結果をもとに子どもの批判的思考力の発達を促進する社会科授業モデルを開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は次の2点である。一つは,社会科教育でその育成を目指す批判的思考力の構成要素を明確にするとともに,児童・生徒の批判的思考力を育成する社会科授業の内容構成や指導方略に関する仮説を提示し,その有効性と問題点を実験的授業によって明らかにしたことである。もう一つは,実験的授業の結果を総合的に検討しながら,子どもの批判的思考力の発達過程に基づいた社会科授業モデルを開発したことである。
|