研究課題/領域番号 |
18K02541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
矢野 英子 大分大学, 経済学部, 准教授 (00511669)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Oracy教育 / チャリティーグループ / Leadership / Oracy / 話すこと・聞くこと / イギリスの言語教育 / 組織の連携 / イギリスの教育 / 日本の教育 / Literacy / ディベート / 話す力 / 英語力 / コミュニケーション力 / 言語技術 |
研究実績の概要 |
6月28日よりイギリスを訪れ,ロンドンでは,English Speaking Union本部を訪問見学,職員にチャリティーグループへの参加の背景や,学生時代の経験,現職の仕事内容,今後の見通しなどを聞き取りをした。また,ケンブリッジ大学Hugh’s Hallでは,これまで継続してOracy教育について相談しているProf. Neil Mercerと面会,Oracy教育に関し,日本の学会での紹介や発表の機会について,さらに今後の研究の進め方などを説明・相談し,助言をいただいた。またケンブリッジ地元の高校生と教員達の研究グループのOracy教育に関するプレゼンテーションを参観,意見交換をした。続いて訪問したバーミンガムでは,市内の私立学校Saltley Academyにて開催されたVoice21主催の「The Great Oracy Exhibition」に参加。授業のデモンストレーションの参観,参加者との意見交換,Voice21の主要メンバーに聞き取り調査を行った。 10月1日,日本教育方法学会第58回大会にて,「イギリスにおけるOracy(オラシー)教育の現状(3)―イギリスでの活動の広がりと日本での必要性―」について発表。これまでのOracy教育の流れのについてとともに,この1年での動き,特に,コロナ禍の中,学校現場で行われていた教育や,Oracyの指導者への研修のあり方などについて,また,教育現場の教員,研究者のみでなく,Oracy教育の実践を支える若い活動家たちの動きについて,焦点を当てて発表した。また,本大会では,神戸大学川地亜弥子准教授と今後「Oracy教育」について研究グループを立ち上げる相談をした。 これらの大きな動きを柱として,この研究の総括としての報告ともなるイギリスでのOracy教育の広がりについてのまとめの執筆を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度に入って、イギリスへの渡航が可能となり、現地の教育関係現場での聞き取り、情報収集が可能となった。
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今後の研究の推進方策 |
本来の研究期間に加え、コロナによる研究期間延長の許可をいただけたため、研究対象現場イギリスへの渡航が再開でき、情報収集が可能となった。それに伴い研究の総括の時間も確保できたので、最終年度は、国内でのOracy教育研究会の立ち上げと運営、本研究のまとめとに取り組む予定である。
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