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イギリスのOracy教育は子どもの「話すためのスキル」をどのように育てるか

研究課題

研究課題/領域番号 18K02541
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関大分大学

研究代表者

矢野 英子  大分大学, 経済学部, 准教授 (00511669)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードOracy / 話すこと・聞くことの教育 / イギリスの教育 / 自己肯定感・自尊心 / イギリスの社会構造 / 言語コミュニケーション / 組織の連携 / チャリティーグループ / Oracy教育 / Leadership / 話すこと・聞くこと / イギリスの言語教育 / 日本の教育 / Literacy / ディベート / 話す力 / 英語力 / コミュニケーション力 / 言語技術
研究成果の概要

このプロジェクトは、イギリスにおけるOracy(話すことを学ぶ/話すことを通して学ぶ)教育の役割と意義を解明するものである。30年間の沈黙、2012年、School21の設立以来、復活した理由や経緯を明らかにした。一連のインタビュー、参加者の観察、研修への参加、そして関連文献の調査を通して、Oracyが辿った道のりを説明し、Oracyの役割と重要性を概念的、実証的に強調した。Oracy Cambridgeの研究者、Voice21(カリキュラムの企画・運営を担当する教育チャリティー団体)のメンバーなど、キーパーソンと構築したネットワークは今後のOracy研究会での研究活動に生かすことができる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界がグローバル化し、情報化する中で、日本の社会は少子高齢化、国際化が進み、これまでにない多様な人々で構成されていく。そこでは、さらなるコミュニケーションの力が必要とされる。現在、Oracy教育については日本ではほとんど知られていない。イギリスの「話すことを学ぶ/話すことで学ぶ」Oracy教育の豊かな経験は、日本の子どもたちの言語コミュニケーションの力を育てるために取り入れるべき視点や方策を示唆する。自分のことばで考えを明らかに伝える力は、日本の子ども達の自己肯定感・自尊心を向上させることにも貢献できる。「話すことの教育」の重要性を議論するにおいて、貴重な資料となると考える。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021 2019

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 「イギリスにおけるOracy(オラシー)教育の現状(3)―イギリスでの活動の広がりと日本での必要性―」2022

    • 著者名/発表者名
      矢野英子
    • 学会等名
      日本教育方法学会第58回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] イギリスにおけるOracy(オラシー)教育の現状(2) ―「話すことで学ぶ・話すことを学ぶ」理論と実践2021

    • 著者名/発表者名
      矢野英子
    • 学会等名
      日本教育方法学会第57回大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 「イギリスにおけるOracy (オラシー)教育の現状から」2019

    • 著者名/発表者名
      矢野英子
    • 学会等名
      日本教育方法学会第55回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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