研究課題/領域番号 |
18K02545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
坪田 益美 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (20616495)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多文化共生 / アジア / 社会的結束(social cohesion) / シティズンシップ / social cohesion / シティズンシップ教育 / 社会科 / 多様性との共生 / 社会科教育 / ナショナル・アイデンティティ / ダイバーシティ / 持続可能な社会 |
研究成果の概要 |
日本や韓国、香港を中心とした東アジアの多文化的シティズンシップ教育に向けた社会科のあり方について検討した。特に、本課題においては、基礎的研究として、資料収集を中心的に行うとともに、多文化先進国であるカナダにおけるシティズンシップ教育に関する研究成果を基盤として、日本と香港との比較を通して、少子高齢化のさらなる進展を見据えた社会参加的学習プログラムの普遍的価値と意義について、多文化的シティズンシップの観点から明らかにし、最終成果として発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
さまざまな分野における多様性の承認が重要な課題として認知されつつある現代日本において、多様性の承認とその軋轢、軋轢を対話や平和的な方法で乗り越える市民を育成することが急務となっている。多文化先進国であるカナダの動向に学びつつ、しかしながら、アジアという欧米とは異なる文化的背景を考慮しながら、多様性と共生するシティズンシップ教育のあり方を検討する必要がある。したがって本研究において、主に日本と香港の比較を通して、共通点と相違点について明らかにしたことは、アジアという地域性をふまえた多文化的シティズンシップ教育研究の端緒として有意義なものと考える。
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