研究課題/領域番号 |
18K02547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
湯藤 定宗 玉川大学, 教育学部, 教授 (20325137)
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研究分担者 |
大倉 健太郎 武庫川女子大学, 学校教育センター, 教授 (10266257)
福本 昌之 広島市立大学, 国際学部, 教授 (60208981)
諏訪 英広 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80300440)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | チャータスクール / オーソライザー / 学校経営 / 公教育体制の再構築 / MAPES / チャータースクール / チャーター経営組織 / 米国教育改革 |
研究成果の概要 |
チャータースクール(以下CS)における管理運営組織の支援による効果的な学校経営モデルの開発という研究目的を達成するために、主にミネソタ州とルイジアナ州を取り上げて、事例調査・分析を行った。 本研究においては、ミネソタ州が法制化したMinnesota Authorizer Performance Evaluation System(MAPES)という、CSの管理運営組織であるオーソライザーの質保障を目的とした新たな仕組みと実態の一端を明らかにし、効果的なCS経営モデルの開発に資するMAPESの可能性と課題について言及した。また、MAPESによる公教育体制再構築の実態と課題について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではCSによる公教育体制の再構築の可能性と課題について考察を行った。主要な研究知見として、ミネソタ州が制度化したMAPESというオーソライザー評価システムの概要と実態を明らかにした。M 公教育体制とは、学区教委が公立学校を管理運営する仕組みを指す。公教育体制の再構築とは、学区教委以外の組織が公立学校としてのCSを管理運営することを指す。ミネソタ州のCS制度及び実態は、公教育体制の再構築を量的にも質的にも実現しており、それらの知見は、学術的意義が高く、米国だけではなく日本の公教育体制の再構築を考察する際に高い社会的意義が認められる。
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