研究課題/領域番号 |
18K02555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
祐岡 武志 阪南大学, 経済学部, 教授 (00802539)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 世界史教育 / ESD / 現代の諸課題 / カリキュラム開発 / 探究学習 / 世界遺産 / SDGs / 総合的な探究の時間 / ビッグヒストリー / ICT / ESD / 歴史総合 / 環境 / 資源・エネルギー問題 / 世界史 / 内容編成 |
研究成果の概要 |
本研究は当初3年間の予定であったが、新型コロナウィルス感染症の影響による2度の研究期間延長により、5年間に及んだ。コロナ禍で、学校現場での実践による検証や世界遺産踏査の機会が限られたことが課題ではあるが、それまでに収集した実践結果に基づき、2022年の著書の公刊で研究成果としてまとめ、世界遺産踏査の成果は世界遺産に関する他の著書や論文として公表した。 また、本研究の研究成果を踏まえ、ESDの観点を高等学校の総合的な探究の時間における探究学習と関連付けるとともに、ヨーロッパにおけるビッグヒストリーとESDを関連付けた教育内容開発の研究へと発展させることとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、内容開発研究中心であった世界史教育において、内容編成論研究として一定の成果を公表できたことに意義がある。特に、新たな教育課題として注目される持続可能な社会の実現に向けて、内容面ではESDの観点から地球的な諸課題を学習し社会参画する資質や能力の育成を目指したことに、方法面では歴史の遡及的探究学習を提案したことに、研究としての意義がある。 また、世界史教育にとどまらず、高等学校の総合的な探究の時間の探究学習や欧州のビッグヒストリー研究と、ESDの観点を関連付ける研究に着手したことは、今後の歴史教育研究の視点を広げる可能性がある。
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