研究課題/領域番号 |
18K02568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
昆 万佑子 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (70507186)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | eラーニング / 動的幾何学ソフトウェア / GeoGebra / 幾何学 / 大学教育 / 教員養成 |
研究成果の概要 |
教員養成学部の幾何学系専門科目の自主学習eラーニング教材を科目ごとに作成した。作成したコンテンツは小・中学校の指導内容と密接に関連した教材と,球面幾何・双曲幾何といった発展的な教材を含み,信州大学全学教育基盤システムeAlps上に順次掲載している。小学校・中学校学習指導要領の幾何学に関する内容の主要な部分を網羅した総合的な学習教材を作成中であり,パッケージ化を進めている。動的数学ソフトウェアGeoGebraを用いた教材は,各種講習で活用を図っている。 専門科目である微分幾何学と関わる研究として,複素空間形の実超曲面のリッチテンソルに関する研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員養成において,教科に関する専門的理解は必須であり,科目としての一貫性を持った教材の開発は,学生の学力向上に有用である。本研究では,数学専門科目のeラーニング教材を作成,教員養成学部における数学専門科目の自主学習教材として,小中高の算数・数学の指導要領と,大学の数学専門科目で取り扱う内容との関係に着目した教材開発を行っている。 開発した教材を,算数・数学科教員養成系大学において導入することで,数学専門科目の学習時間の不足を補い,学生の資質・学力向上に寄与することが出来る。また,数学的な考え方の深い理解にもつながり,将来的な教員の資質向上にも寄与する。
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