研究課題/領域番号 |
18K02580
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
武久 康高 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (70461308)
|
研究分担者 |
吉田 茂樹 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 准教授 (20737837)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 古典教育 / 古典を活かす学習 / 読解力 |
研究成果の概要 |
「社会や自分との関わりの中で古典を生かすという観点が弱く、学習意欲が高まらない」といった古典教育の長年の課題を解決するため以下のことを行った。 (1)「社会や自分との関わりの中で古典を生かす」読解を組み込んだ「古文読解モデル」を作成した。(2) 「社会や自分との関わりの中で古典を生かす読み」を行うための授業モデル、及び評価指標を開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、古文読解に関わる学力をモデル化する研究はほとんどなく、古文の学習における「社会や自分との関わりの中で古典を生かす」読みの位置づけも明らかにされてこなかった。そのため学力の構造に沿った適切な評価がなされず、授業方法としては一般化しなかった。よって本研究が行った読解モデルの作成は古典教育研究にとって大きな意義をもつものである。 また、「社会や自分との関わりの中で古典を生かす」読解のための具体的な授業方法や評価指標を3つの教科書教材に応じて示した点も大きな成果と言える。
|