研究課題/領域番号 |
18K02581
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
藤田 詠司 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (60219003)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教科横断的学習 / カリキュラムマネジメント / 統合的テーマ学習 / クモの巣モデル / 統合カリキュラム / インドネシア / 小学校 / テーマ的アプローチ / テーマ学習 / 教員養成 / 全教科横断的カリキュラム |
研究成果の概要 |
インドネシア小学校における統合的テーマ学習にはクモの巣モデルが採用され,また,その核になるテーマは,低学年ではトピック,学年が上がるにしたがってトピックと概念が選択されている。クモの巣モデルでは,核になるテーマと各教科に何らかの関係性がもたされるが,教科相互の関係性は求められない。全ての教科の内容を網羅しながら統合カリキュラムを作成するためには,内容的関係性を見いだしやすいテーマを核に据え,教科相互の関係性を必ずしも求めないクモの巣モデルが使い勝手のよいモデルであったと推測される。日本の小学校で全教科の内容を網羅する教科横断的学習カリキュラムを作成する場合は参考になるであろう。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成29年版学習指導要領では,子どもたちに確かな学力を身につけさせるために,教科等横断的な学習と「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を学校に求めている。特に教科等横断的な学習を実現するために,学校がカリキュラムマネジメントを行うことを求めている。しかし,どの教科のどの内容をどのように組み合わせたらよいか,それはなぜかを示しているわけではない。インドネシア小学校における統合的テーマ学習にはクモの巣モデルが採用され,また,その核になるテーマは,低学年ではトピック,学年が上がるにしたがってトピックと概念が選択されていることは,全教科を網羅する教科横断的カリキュラム作成の参考になる。
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