研究課題/領域番号 |
18K02587
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪市立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
添田 晴雄 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (30244627)
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研究分担者 |
川本 和孝 玉川大学, TAPセンター, 准教授 (40365870)
秋山 麗子 神戸松蔭女子学院大学, 教育学部, 教授 (50826857)
田中 光晴 国立教育政策研究所, 国際研究・協力部, フェロー (00583155)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 学級活動 / 学級会 / 話合い / 可視化 / 黒板 / ノート / 特別活動 / 文字 / 板書 |
研究成果の概要 |
「学級会」の話合いには、オーソドックス方式、原案方式、A or B方式などのような多様性があるが、「学級会」前後の一連の話合い活動を含めて考察すると、すべてに共通点がある。多様性はどの部分を中心に児童に深く話し合ってほしいかという指導観の違いによって生じており、それぞれの方式がもつ特徴と限界を意識して指導したり、児童にもそのことを意識させて話し合わせたりすることが大切である。また、比べ合う話合いをさせる際に、学級目標や提案理由など、準拠すべき価値観を可視化し、比べる際に依拠させることが重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
45分間の「学級会」における方式の是非を45分間の形式だけで論じるのではなく、教師が一連の話合いの中のどの部分を児童に学ばせたいかという指導観の議論が重要であり、その指導観が堅固であれば、方式の選択や組み合わせ、そして、各方式の最適化が図れることを示唆した。また、比べ合う話合いの際に、学級目標や提案理由などの共通する価値観に準拠して話し合わせる重要性を示し、比べ合う話合いが人気投票的な多数決にならない方策を示唆した。
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