研究課題/領域番号 |
18K02603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
西野 真由美 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (40218178)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 道徳教育 / カリキュラム開発 / 徳倫理 / 徳倫理学 / 資質・能力 / 道徳科 / カリキュラム / 共有価値 |
研究成果の概要 |
学校における道徳教育カリキュラムについて、学習指導要領に示された「内容」とその示し方の見直しに向け、現代のカリキュラム理論や徳倫理学の知見を踏まえて、実践的知性の育成を柱とする概念基盤型のカリキュラム開発の可能性を検討するとともに、各学校における内容の重点化に係る実態を分析し、学校主体のカリキュラム開発を充実するための内容の示し方に関する課題を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校における道徳教育の内容は、学習指導要領で道徳的諸価値として示されている。1958年に道徳の時間が教育課程上に位置付けられて以降、道徳が特別教科化された現行学習指導要領に至るまで、これらの内容に対する抜本的な見直しはほとんどなされてこなかった。この間、一連の内容選択や構成の根拠に係る理論的検討もほとんどなされていない。本研究では、最新のカリキュラム研究や徳倫理学の成果や諸外国の道徳教育カリキュラムの改革動向を踏まえ、現行の内容構成の問題点を明らかにするとともに、理論的根拠に基づく内容構成の示し方を検討し、今後の学習指導要領改訂に向けた選択肢を提案した。
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