研究課題/領域番号 |
18K02618
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
土山 和久 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00273821)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ドイツ語教育 / ドイツ職業学校 / コミュニケーション教育 / 比較国語教育学 / 職業教育カリキュラム / ドイツの職業学校 / 文学的コンピテンシー / ドイツ語科 / 職業学校の国語科 / 職業学校カリキュラム / 言語コンピテンシー / 文学教育 / ドイツ / 職業学校 / 国語科教育 / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究は、ドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴぇストファーレン州における職業学校の国語(ドイツ語/コミュニケーション)教育の実態を、①教育制度の特質、②教育カリキュラムの特質、③国語科(ドイツ語)教育の位置づけ、④教科書教材の特質、⑤授業実践の視察、⑥我が国への示唆という観点から、複合的・立体的に調査・解明することを目的とするものである。 目的の①~④については、各種の学会発表および学術論文の形でまとめることができ、一定の成果を上げたように思われるが、新型コロナウイルスの影響で目的⑤⑥の成果を十分にまとめることができなかったことが、反省点として挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、複雑な職業学校機構とそれに位置づく様々な学校種およびそれに伴う多種多様な教育カリキュラムを見せるドイツ・職業学校にあって、職業場面に寄り添った言語コミュニケーションと職業生活に資する教材特性並びに授業実践の実像に迫ることができた。このことは、資質・能力の育成が求められる我が国において、教養から実践力への転換に舵を切る、言葉に係る社会的実践力の基底を今一度とらえなおす示唆を与えるものであるように思われるし、また、職業教育やキャリヤ教育におけるカリキュラム並びに学習の在り方を考究する際の重要なモデルとなるように思われる。
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