研究課題/領域番号 |
18K02619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
太田 順康 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50185287)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 武道必修化 / 剣道 / 形 / 学校安全 / 武道 / 型 / 安全 / 対人運動 |
研究実績の概要 |
中学校武道授業と学校安全の融合を目指し、助成期間である2020~2023まで4年間の大阪教育大学附属池田中学校で中学校1年生対象に、年間8~10回の実験授業を実施してきた。そのため中学生の「形」に対するイメージを検証し、中学生に適した学習素材としての「形」を創作するために「五行の形」の有効性と中学生の授業での可能性を検討した。この成果を第53回日本武道学会で「中学校武道必修へ「型」の考え方を取り入れた授業つくり」として報告した。その後、コロナが蔓延し、剣道授業に制限がかかり実験授業の運営に支障が生じたが、一方では、学校でのICT教育が広がり、これを授業に応用する実験を取り入れた。 これらの成果を「中学校保健体育科「剣道」授業において「剣道形」導入の可能性について」(2021)で「形」の有効性を検討し、「剣道形を取り入れた中学校剣道授業実践について ~オンライン授業研究会の実施」(2022)でICT (YouTubeを活用した授業支援)を取り入れた剣道授業を報告した。さらに「学校保健体育科における武道領域のこれからの可能性について」(2023)では、生徒の剣道のイメージ、剣道が大切している対人関係(相手を大切にすること、コミュニケーション)、相手を観察すること、動きを読み予見すること、未然に敵をつくらない事などから、学校安全・安全教育との融合の可能性を示唆した。 これらのまとめを論文化する予定であったが、自身の体調が崩れ、遅れているが早急にまとめる予定である。
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