研究成果の概要 |
本研究は中学校保健体育科武道領域で柔道,剣道,相撲や空手道,なぎなたを個別の運動種目として教えるだけではなく,武道領域として共通する動きや考え方を教えるために武道の固有性を見出す.その一つに所作・礼法もあるが,動きの共通性,固有性を示したものは多くない. そこで武道の「型」に着目し,教材を開発し,大阪教育大学附属池田中学校での授業実践を通して有効性を検証した.武道は攻撃よりも防御すなわち「護身」を主としているが,この考え方は「学校安全」にも通じるものもあり,「武道」と「安全教育」に着目し,その関連性を検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は中学校保健体育科武道領域での授業を推進するために各道が連携を図り,日本固有の武道を教える手立ての一つとなる.また武道と安全教育を結び付けることで,教科横断型の授業の可能性も広がる.このことは武道を学ぶ中学生,教える教員にとっても,さらに武道そのものにとっても有益なことになる.
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