研究課題/領域番号 |
18K02621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
吉川 芳則 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70432581)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 説明的文章 / 批判的読み / 学習指導過程 / 筆者の発想 / 自分の考え / 学習活動 / 単元開発 / 学習指導過程モデル / 授業設計 / 自分の考え・発想の深化・拡充 / 学習指導過程(単元)の開発 / 多角的 / 総合的 / 実践モデル |
研究成果の概要 |
本研究では説明的文章の批判的読みの学習指導過程モデルを開発した。学習指導過程を貫いて各段階における批判的読みの学習活動を相互関連的に深化、発展させる道筋を示した。教材の特性、発達段階に対応できるような基本的、可変的なものとしての活用可能性も意図した。また、学習指導過程モデルに基づく先行実践の学習指導過程の検討から、モデルは多様なパターン、バリエーションの批判的読みの単元(授業)開発を指導者自身が行うための足がかりになるものとして活用できることが示唆された。学習指導過程モデルを指標とすることで、既に設定された(されつつある)批判的読みの学習指導過程としての特質、充足度を点検することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
説明的文章領域の批判的読みのあり方を、単元レベルで構造的、組織的に明示した学習指導過程モデルはなかったため、このモデルを活用することによって、これまで着手されにくかった批判的読みの実践(授業)開発を容易にすることができる。
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