研究課題/領域番号 |
18K02623
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
清田 哲男 岡山大学, 教育学域, 教授 (20550841)
|
研究分担者 |
藤原 智也 愛知県立大学, 教育福祉学部, 准教授 (50737822)
大橋 功 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (70268126)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 創造性 / STEAM教育 / 美術教育 / 身体性 / 教育カリキュラム / 多様性 / 教員養成カリキュラム / 学習カリキュラム / ユニバーサルデザイン / インクルーシブ / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、国立大学法人の教員養成課程の中に、子どもたちの創造性を育むことができる教員(Creative Educator:CE)を育成するプログラムを設置し、2023年度の入学生から授業カリキュラムを始めることができた。また、課程の学生が到達すべき17のコンピテンシーを米国、中国、台湾の研究者と共同開発し、本研究チームが主催する国際フォーラムで発表した。 また、CEが教育現場に入った時に可能となる教育実践のロールモデルを、小・中・高等学校等の実践協力者と研究チームと共同で検討し、課題発見・解決力を育む授業実践例の収集とその検討を動画でまとめ、誰でも使用可能なアーカイブ作成することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
創造性教育、STEAM教育、問題発見型の教育活動が必要と言われながらも、教育現場ではどのように授業を行い、どのよう資質・能力を育成すればよいのかが一般的に示されていないため、キャッチアップするための授業のロールモデルが求められていると言える。 本研究では学校教育教員に必要な創造性を育むための資質・能力を17のコンピテンシーとして四つのカテゴリー(身体的思考、批判的思考、空間的思考、創造的態度)に分類して示し、教員養成課程で育成する到達度指標として、カリキュラムを運用する。 その結果、本カリキュラム修了生が、各学校で、これらの資質・能力を自らの経験として子どもたちに伝えることが期待できる。
|