研究課題/領域番号 |
18K02625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
権藤 敦子 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (70289247)
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研究分担者 |
加藤 富美子 東京音楽大学, 音楽学部, 客員教授 (30185855)
田中 多佳子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70346112)
本多 佐保美 千葉大学, 教育学部, 教授 (90272294)
大田 美郁 小田原短期大学, 保育学科, 専任講師 (20861644)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 小泉文夫 / 自発的創造性 / 体験としての音楽 / 世界横断的 / 実践開発 / 日本伝統音楽 / 諸外国の音楽 / 民俗音楽文化学習 / j実践開発 |
研究成果の概要 |
日本の音楽と諸外国の音楽の先駆的な研究者であった小泉文夫(1927-1983)の音楽教育論を手がかりに,「自発的創造性」「体験としての音楽」等の小泉の提言を軸として,世界横断的に音楽を捉え,アクティブに学ぶ音楽科授業のありようを考察し,実践開発を行った。 具体的には, ①主体的な音楽活動を通して世界横断的に音楽をとらえていく,②音楽構造の「共通点」と「相違点」をとらえることで世界の音楽の多様性に気付いていく,③そのことにより今までに親しんできた音楽の特徴やよさを音楽構造から見つめ直す,という3つの方向性による学習を提案し,60のユニット,カリキュラムマップ案,88の動画教材の制作を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多様な音楽の特徴を軸に,楽しみながら活動をすることで,子どもたちの「音楽」のとらえを広げ,「音楽」の学び方を広げることが可能になる。音楽を世界横断的にとらえアクティブに経験する学習を通して,世界の音楽に本質的な興味をもつことが,ひいては自分自身の音楽文化を根源から見つめ直すことになる,という循環を生み出す音楽の授業を創造していくことが,真正の学び,深い学びを実現する授業の開発へと結びつく。
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