研究課題/領域番号 |
18K02631
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
川嵜 道広 大分大学, 教育学部, 教授 (80169705)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 図形概念 / 図形認識 / 認識論的研究 / ルーブリック / 図形指導 / パフォーマンス評価 / 授業改善 / 開発研究 |
研究成果の概要 |
図形概念の二面性(視覚的側面と言語的側面)に着目した評価規準を策定し,図形指導において育成すべき資質・能力の具体的な姿を明示することで,図形指導における評価指標(ルーブリック)を開発した。 図形概念の認識の特質や,図形認識の変容過程の特質,そして図形認識能力の特質に基づいたルーブリックの設定により,パフォーマンス評価が可能となり,学習者の到達度や理解度が容易に測定できるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの図形概念の発達の状況を適切に評価できるルーブリックを開発したことで,図形認識の体系的発達の観点を解明することができるため,図形指導が抱えていた課題を改善し,図形指導を活性化することができる意義がある。また,ルーブリックの開発研究は,評価研究の方向へと図形指導の研究を進展させる意義もある。図形指導において課題とされているパフォーマンス評価の充実や,図形授業の到達度評価の標準化にも寄与することができる。ルーブリックにより,学習者の学びの深まりを把握することができるために,資質・能力の育成を目指す学習指導要領の方向性にも合致し,時代の要請に適合した研究としても位置付けられる。
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