研究課題/領域番号 |
18K02642
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
村上 誠 常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (30331606)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 幼児教育 / アート教育 / 循環成長型アートプログラム / 循環成長型 / アートワークショップ / アートプログラム |
研究成果の概要 |
幼児期のアートの活動は“生きる営み”であり、絶えず変容を内在させつつ循環する。変容は成長の表れでもあり、本研究では幼児の活動を〈循環し成長する〉ものと理解し、作品という一点に留め置かれない活動を『循環成長型アートプログラム』と名づけた。そして3つの観点、①素材との出会い②手法との出会い③テーマとの出会いを設定してプログラムの開発と実践を試みた。 実践を通して、これまでのような<絵画><造形>という美術の範疇、また幼児教育に重要なものは「音楽・図工・体育」であるという既成概念にとらわれていては、幼児本来の遊びと学びが成立しにくくなってしまうことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで幼児教育で重要とされてきた「音楽・図工・体育」という領域分けを越えるアートプログラムを開発した。幼児の活動は“生きる営み”そのものであり、それは絶えず変容を内在させつつ循環し成長する。ここで提示したものは、小学校以降の「教科教育」とは異なる、子どもの生活に根ざした活動であり、その形態は〈型〉とか〈方式〉という枠組みをも溶解させるものが望ましい。
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