研究課題/領域番号 |
18K02645
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 広島女学院大学 |
研究代表者 |
森保 尚美 広島女学院大学, 人間生活学部, 教授 (70748889)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 音楽活動 / 質の認識 / 拍 / 舞踊 / 身体 / 音楽鑑賞 / 舞踊的 / 音楽鑑賞授業 |
研究成果の概要 |
身体をつかった音楽活動は,音楽科授業で音楽的特徴を知覚・感受する方法として用いられてきた。本研究では、様々なジャンルの舞踊家の指導場面から,曲種の特徴や、音楽のルーツを深く感じることのできる動きを切り取り、子どもたちが模倣して遊ふ活動として音楽活動の範囲を拡大し、小学校の授業やワークショップの実践を通して考察した。 拍やリズムの特徴を感じる経験によって、楽譜には記載できない質の認識や、音楽の多様性への理解、文化的背景や先人に感情移入して捉える等の成果が認められた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、第1に音楽科教育として舞踊の指導過程を応用する意味を明示したこと、第2に質の認識を体感的に学ぶための音楽活動モデルを提出できたことである。 本研究の社会的意義は、第1に多国籍化の進む日本の実態をふまえて、地域文化のよさを感じる音楽活動を提示できたこと、第2に多様性への理解につながる取り組みを感情移入や体感を通した音楽活動として提案できたこと、第3にコロナ禍においても授業で実践できる音楽活動を提案できたことである。
|