研究課題/領域番号 |
18K02657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
竹内 裕一 千葉大学, 教育学部, 名誉教授 (00216855)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地方圏 / 人材育成 / 地域問題 / 地域学習 / 授業づくりの視点 / 社会科(地理)カリキュラム / カリキュラム・マネジメント / 学校統廃合問題 / 学校統廃合 / 過疎地域 / 地域との連携 / 地域再生 / 人口減少 / 地域問題学習 / 地域を担う人材育成 / 農村地域 / 包摂 / 排除 / 千葉県香取郡東庄町 / 少子高齢化 / 社会科教育 |
研究成果の概要 |
本研究は,地方圏における「地域再生」を担う人材育成を目指した社会科(地理)学習,とりわけ地域問題学習のあり方と学習を通して獲得した学習者の地域(郷土)認識と地域(郷土)に対する意識の実態を明らかにすることを目的とした。 具体的には,地方圏において地域と一体となって地域学習を実践している学校や授業実践を選定し,学習を通した児童・生徒の地域(郷土)認識と意識の実態を解明した。さらに,そうした授業実践分析及び追跡調査から導き出した社会科(地理)授業づくりの視点をもとに,地域学習を核とした社会科(地理)教育カリキュラムを構想し,提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,授業実践分析と追跡調査等の成果から,地方圏における次世代を担う人材育成をめざした社会科(地理)授業づくりの視点として,①学習者が地域資源や地域の価値を再評価するプロセスとして授業を構想する。②質の高い直接体験と地域調査を基礎にして地域問題を総合的・体系的に捉える。③学習者自身が地域に対する肯定感を醸成し,地域に生きる意味を深く内省する過程として授業を構想する。④地域の大人に学び,大人と共に学ぶ学習機会を設定することを導出し,それらに基づいて構想した社会科(地理)教育カリキュラムを提案した。こうした研究成果は,小中高校社会科(地理)における系統的な地域学習を構想する上で参考になる。
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