研究課題/領域番号 |
18K02660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 安田女子大学 (2020) 富山大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
土井 徹 安田女子大学, 教育学部, 准教授 (60782125)
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研究分担者 |
岸本 年郎 ふじのくに地球環境史ミュージアム, 学芸課, 教授 (70728229)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外来種 / 教育課程 / カリキュラム開発 / 小学校 / 中学校 / ESD / 授業 / 理解 / 行動 / 外来種問題 / 生物多様性 / 小・中学校 / 博物館 |
研究成果の概要 |
本研究では、小・中学校で外来種がどのように扱われているか、小・中学生が外来種についてどのような認識をもっているかを明らかにし、それを踏まえて、外来種について適切に理解し、彼らとどう向きあうかを考えるための小・中学校の授業プランおよびスライド教材を開発した(小学校のスライド教材は安田女子大学ホームページ内で公表している)。 研究の過程では、外来種の防除や駆除に詳しい自然史系博物館の研究者、ESD先進国のドイツの理科教育研究者と協働し、小・中学校の先生方の協力も得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外来種問題は喫緊の世界規模課題であるにもかかわらず、これに関する小・中学校の授業プランは、これまで世界的にも未整備で模索中であった。本研究で示した授業プランは、生物多様性保全の実現に向けて小・中学校段階で習得・形成すべき外来種問題に関する知識、価値観、態度とはどのようなものであるか、そして、それらを小・中学生が理科の学習を通じて習得・形成するためには、「何を目標として設定し、どのような学習内容を、どう配列すればよいか」を熟考して開発したものであり、範例を示したことになる。
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