研究課題/領域番号 |
18K02665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
粕谷 貴志 奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (10405079)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 学級集団 / 授業構成 / 指導行動 / 集団状態 |
研究成果の概要 |
本研究では、小学校における学級集団の状態に応じた授業モデルの作成を試み、妥当性と実用性を検討した。授業モデルは、授業構成と指導行動から構成され、集団の状態に対応する方略であると同時に集団の規律と関係性を育成する実践につながるものであることが明らかになった。授業モデルを使った授業者との授業検討において一定の妥当性と実用性を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、近年の児童生徒の現状に応じた集団の状態別に、必要な授業構成と授業における指導行動を明示化した。このことは、近年の児童生徒の現状や学級集団の実態に応じて無意識におこなわれていると考えられる授業技術を意識化することにつながるものであり、児童生徒の実態に応じて必要とされる授業の技術を教師間で共有するための視点になると同時に、近年の児童生徒の実態を踏まえた授業研究の新たな基盤を提供することにつながると考えられる。
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