研究課題/領域番号 |
18K02681
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
秋山 久美子 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (80155291)
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研究分担者 |
山中 健太郎 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (90359662)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 包丁操作 / バイオメカニクス / 教示方法 / モーションキャプチャー / 筋電計 / 教育効果 / 技術習得 / 遠隔授業 / スキルアップ / 家庭科 |
研究成果の概要 |
包丁操作が巧である被検者と稚拙である被検者を対象としてバイオメカニクス的観察を行った。その結果、包丁操作(特にリンゴの丸剥き)が巧な被検者グループには包丁の構え方や手指の動かし方等に共通点が多く認められた。それに対して稚拙な被検者グループの観察結果はバラバラであり、ざまざまな構え方、持ち方、動かし方をしていることが分かった。この結果から、巧なものの動き等を適確に教示することによって、技術の向上が期待されることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調理における包丁操作は、家庭内の伝承や家庭科の授業内における教育によって習得されるものであった。しかし、現在、家庭内伝承の機会が減ったうえに、家庭科の授業時間が減少し、調理実習は危険を伴うという理由で実施される回数が減少している。そのため正しい包丁操作を教わることなく成人し、調理への苦手意識から食への関心が薄れるという悪循環が危惧される。正しい包丁操作を短時間で効率よく習得できるようになれば、苦手意識を持つことなく、将来にわたるQOLの向上を期待することができる。
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