研究課題/領域番号 |
18K02686
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 愛知産業大学 |
研究代表者 |
山口 雅英 愛知産業大学, 造形学部, 准教授(移行) (10351173)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 図画工作 / 美術教育 / 版画 / 紙版画 / 造形教育 / 版画教育 / 紙版画技法開発 / 教員対象講習会での検証 / 中学校での授業実践での検証 / 小冊子 / ホームページ / 論文 / アンケート / 講座 / 作品展 |
研究成果の概要 |
本研究では学校教材のための紙版画の新たな技法開発に取り組んできた。その主たる目的は、①版画の多様な可能性を示し教材選択の幅を広げる、②準備や片付けを簡略化し授業運営を円滑にする、③制作時間を短縮し授業にゆとりをもたせ児童、生徒の主体性を引き出す、といったもの。教員研修会、小・中学校の授業実践、高等学校の美術部活動、美術館主催のワークショップなど様々な機会での実践とアンケートによりその成果を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
版画教育は、計画的な作業を考える、材料や用具、加工法について創意工夫する、また複数性を利用し様々な表現に展開するなど、独自の教育価値を持つ教材である。現状、授業時間の短さ、教員の業務多忙、用具、機材の制約といった問題により版画教育の真価が発揮されているとは言い難い状況にある。研究者の考案した各種の紙版画技法は、こうした状況の改善に資するものである。またその多様な表現効果は幅広い年齢層の教材としても有効なものであり、版画教材の選択の幅を広げることができるものと考える。
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