研究課題/領域番号 |
18K02688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
小原 友行 福山大学, 人間文化学部, 教授 (80127927)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | グローバル・パートナーシップ / 多文化理解学習 / 多文化間イシュー教材 / NIE(教育に新聞を) / デザイン思考 / 協働的アクションリサーチ / 対立・葛藤型教材 / 希望創造型教材 / 相互交流型教材 |
研究成果の概要 |
グローバル時代だからこそ求められる資質・能力の一つである「グローバル・パートナーシップ」を育成するための「多文化間イシュー教材」を,日米間での対話型の「協働的アクションリサーチ」によって開発することを目的とした本研究の成果は,大きく次の3点である。 第1に,アクティブ・ラーニング型の多文化理解学習に関する理論仮説を構築したことである。第2に,理論仮説に基づいて,「相互交流型」「希望創造型」「対立・葛藤型」の3タイプの「多文化間イシュー教材」を開発できたことである。第3に,開発した教材を用いた研究授業を日米の小・中学校で実施し,理論仮説および教材の有効性を実証することができたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的・社会的意義としては,次の3点を指摘することができる。 第1は,7つの「C」を重視した「グローバル・パートナーシップ」を育成する,近未来の新たな多文化理解学習の理論仮説を提案していることである。第2は,教材の日米協働開発や日米両国での研究授業の実施とその評価という,日米間の人的ネットワークを活用した対話型の「協働的アクションリサーチ」(教育実践研究)という,新たな知の創造を目指した研究方法を取り入れていることである。第3は,「多文化間イシュー教材」の日米協働開発を通して,近未来のグローバル教員養成の課題にも応えようとする研究となっていることである。
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