研究課題/領域番号 |
18K02691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
杉本 直美 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (40562450)
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研究分担者 |
冨山 哲也 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 教授 (10413907)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 記述中 / 記述過程 / 作文指導 / 書くこと / 学習支援 / CBT / コンピュータ / 手紙文 / 手紙文の学習 / 相手意識 / CBT調査 / ICT活用 / CBT / コンピュータ使用型調査 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,国語科教育における作文学習において,一人一人の学習者の記述中の実態を捉え,その過程で学習者が必要としている学習支援の内容を明らかにすることである。具体的には,中学生を対象に,手紙文を題材にしたCBT調査において,学習支援の要素として《知識的な要素》と《方法的な要素》を学習支援ツールとしてコンピュータ画面上に設定し,記述過程を可視化することを通してその活用を捉えた。その結果,学習者の記述過程は,5パターンに分類できた。また,記述過程で発揮される資質・能力は,単一ではなく複合的であり,設定した枠組みを越えて柔軟に発揮されていることが導き出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
令和2年5月より,文部科学省において「全国的な学力調査のCBT化検討ワーキンググループ」が開催され,「全国学力・学習状況調査」のCBT化について,本格的な議論が始まった。本研究は,当該調査のCBT化を見据えた筆者の研究(基盤研究(C)24531167)「中学校国語科におけるコンピュータを活用した課題解決型学力調査問題の開発」(研究代表者,2012年4月~2016年3月)で得たデータや知見を踏まえたものであり,今回の研究で得た知見のいくつかは,全国学力・学力状況調査をCBT化するに当たって,一定程度役立つものと考える。
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